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NHKオンデマンド 歴史秘話ヒストリア 「お笑い」の元祖・井原西鶴 感想


『歴史秘話ヒストリア』
 NHK G(総合)

 第98回
 「笑って泣いてまた笑い
  ~“お笑い” の元祖・井原西鶴~」

 2012年01月25日(水)
 22:00~22:43 初回放送

 2012年02月01日(水)
 16:05~16:48 再放送

【案内役】
 渡邊あゆみ(キャスター)



【感想】
『歴史秘話ヒストリア』 井原西鶴の動画を、NHKオンデマンドで視聴しました。といっても――

数ヵ月前のことだったと思います。今日、NHKオンデマンドのヒストリアを、チェックしてみたら

井原西鶴の第98回は、ラインナップに掲載されていませんでした(涙) 番組いれかえがあった

のかも。そんな訳で、NHKオンデマンドでは現在みれなくなってしまってますが、せっかく見た

ので素直な感想を書いておきます。井原西鶴は江戸時代、大坂の浮世草子・人形浄瑠璃作者

俳諧師です。井原西鶴といえば代表作、『日本永代蔵』 (1688年か)、『世間胸算用』 (1692)

などの町人ものを、ずいぶん以前に、読んだことがありましたっけ。西鶴の秘話があったので嬉しくて見ました。

またいつか見れるといいな。



井原西鶴 喜劇と悲劇

俳諧師の松尾芭蕉(1644―94)。人形浄瑠璃、歌舞伎作者の近松門左衛門(1653―1725)。

浮世草子、人形浄瑠璃作者、俳諧師の井原西鶴(1642―93)。江戸元禄時代の3大文学者

です。松尾芭蕉は、「古池や 蛙(かわず)とびこむ 水の音」 など、国語の教科書でも有名で

近松門左衛門は、『曽根崎心中』 『冥途の飛脚』 を読みました。西鶴は、多くの名言を残して

いますね。お笑い芸人から、お笑い作家へと華麗に転身。俳諧を 24時間ぶっ通しで詠み続け

笑いをとるイベント、「矢数俳諧」 をなしとげます(最高記録は 23,500 句)。桁ちがいの人間的

努力! 神がかっていますね。異端児チャレンジャー、桁ちがいの超努力。西鶴の特筆すべき

特徴です。家族と死別して悲しみを抱えながらも、新しい笑い、悲劇を模索しつづけた人生が

印象的でした。前人未到の偉業をなしとげた西鶴は本当にすごい人だと感服させられました。

Writer Miyu


(2017年08月01日 記事改訂)