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100分de名著 太宰治 斜陽 第3回 ぼくたちはみんな「だめんず」だ 感想


 教養番組
『100分de名著』

 NHK Eテレ(教育)
 毎週水曜
 22:00~22:25 放送

 翌週水曜
 06:00~06:25 再放送
 12:00~12:25 再放送




太宰治 『斜陽』
「第3回
 ぼくたちはみんな “だめんず” だ」

 2015年09月16日(水)
 22:00~22:25 初回放送

 2015年09月23日(水)
 06:00~6:25 再放送

 2015年09月23日(水)
 12:00~12:25 再放送

 (※放送時間 変更有)

【出演】

【司会】
 伊集院光
 武内陶子
 (NHKアナウンサー)

【ゲスト講師】
 高橋源一郎
 (作家、明治学院大学教授)

【朗読】
 伊勢佳世 (俳優)

【ナレーション】
 加藤有生子

【テーマ音楽】
 椎名邦仁




――太宰治、晩年の傑作、『斜陽』。生きる力に目覚めていく主人公・かず子とは対照的なのが、男たちの姿。

麻薬と酒におぼれる弟、直治。家庭を顧みない破滅的な作家、上原。なぜ太宰は、だめな男ばかりを描いたのか。

『斜陽』 から太宰がさらけだした
心の内を読み解きます。

武内 陶子
「100分de名著
 司会の武内陶子です」

伊集院 光
「伊集院光です」

武内 陶子
「さあ、太宰治の 『斜陽』 を
 読んでおりますが、伊集院さん
 前回まではいかがでしたでしょう?」

伊集院 光
「いつもテーマになる作家さんの本、全くよんだ事ないみたいな事が多いんですけど、太宰治に

関しては中学校の終わりぐらいに 『人間失格』 を読んで、はしか みたいなものにかかったりしてますから

ただただ暗い人というイメージだったんですけど。そういう面だけじゃ、語り尽くせないというか

もしかしたらもう1回
はしか かかるかもみたいな
そういう感じです」

武内 陶子
「ねえ、予感が。今回も 『斜陽』 の魅力を教えて下さるのは、作家の高橋源一郎さんです。よろしくお願いします」




【感想】
朝にこの番組をみているけど、激しく鬱になってきた。ちょうど雨が降っていて、雰囲気的には

いいのですが(笑) お金持ちのぼっちゃんでも、深~い悩みを抱えているようです。うーん皆

平等か。まともに働いて普通の社会生活を営んでいる人に、太宰ファンが多いような気がしてきた。

ちょうど不良漫画をよむ普通の子どものような。退廃的な惡に憧れる層が、やはりいる気がします。

反面教師にしたいものだ。『ユダヤ人富豪の教え』 という本で、本人が成功していても家族が

別々の役割をするという話をきいた事があります。即ち、浪費する役、倹約する役など、劇の

ように家族は役割分担がなされるようです。太宰治は浪費役の役割になり、家の業を背負った

ような気がします。作家とつきあう場合は相当な覚悟が必要なようです。友達だけならいいのですが…




身内となると手間暇かかって大変でしょう。破滅的な考え方に基づく作風なら、特に大変です。

トラブルばかりで、自分の子どもがそういう配偶者であれば、離婚を促すかもしれない。しかし

退廃芸術としてみれば1級品ですね。芸術作品を取るか、トラブルから離れるか2択ですね。

今はこーゆーどっぷり浸かった不幸な作家、聞かなくなりました。せいぜい不〇した程度でしょうか?

次回の又吉直樹さんの
登場も楽しみです。

東間 陽一 Yoichi Azuma



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