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ETV特集 よみがえる色彩 激動の20世紀 アーカイブ映像の可能性 感想


『ETV特集』
 NHK Eテレ(教育)


2014年10月11日 放送
2014年10月18日 再放送
(内容59分)

【アンコール】
「よみがえる色彩 激動の20世紀
 アーカイブ映像の可能性」
(2014年03月22日放送)

【スタジオ出演】
 山本晋也 (映画監督)
 布施英利 (美術批評家)
 丹羽美之 (東京大学准教授)


これは
第2次世界大戦の
「真実」 の物語である。

未来の世界にアポカリプス 「世の終末」 を記憶にとどめて貰うために。フランスのテレビ番組 『アポカリプス』。

日本兵
「万歳!」

日本を含む 165か国で放送され、大反響を呼びました。その映像世界は、かつて誰も目にした事のない

ものでした。多くの人を驚嘆させた映像。そこには、秘密がありました。当時の映像記録の多くは、白黒でしか

残されていません。番組の制作チームは、世界中から集めた白黒の映像記録を、綿密な考証と最先端の

デジタル技術によってカラー化。当時の生々しい現実をよみがえらせたのです。独裁者ヒトラー率いる

ナチス・ドイツの旗の赤。日本兵を苦しめたニューギニア、熱帯雨林の緑。色彩がよみがえった事で映像は

感触や奥行きを取り戻します。
戦争の現実が
改めて立ち現われてきました。

フランソワ・モンペリエ
(色彩復元技術者)
「モノクロ映像では遠い過去の出来事のように感じてしまいますが、それをカラー化すると、とてもリアルに感じます。

映像に映っているのは
我々と同じように
生きている人間なのです」


★見たいと思ってて見逃して、再放送でなんとか録画できた番組でした。東京の番組もなんとか録画できて

これから見るところです。戦争と破壊にあけくれて悲しい記録ばかりですが。戦争を知らない世代として

過去に何があったのかを、8月だけでも、考える時期は定期的に必要だと思っています。映画でもたまに

世界大戦の映画がありますからね、人が本気で戦うとどうなるのかを、見る必要はあります。衛星写真と

グーグルストリートビューも大事なアーカイブスになるかも知れません。地球と人類の歩みを刻々と

こうしている今も、どこかの機械が記録しています。カメラはハイビジョンが殆どになるでしょうから

データの保存は大変な作業になるかもしれません。古代ローマの英雄ユリウス・カエサルの 『ガリア戦記』

の記録は、キリスト教の方が記録を書き写してくれたおかげで、2千年たった今も読めますが、現代の記録は

誰がどう記録を残すかといった事を考えると、面白いものがある。HDD のデータが残せるのは 30年程。

それ以降は、新しい HDD に移す必要があるでしょう。今日の高画質データの重い映像をすべて残す必要は

ないと思っています。
重要な事件や事故のみ
大事に扱えばよいと思っています。

東間 陽一 Yoichi Azuma