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『地球ドラマチック』 NHK Eテレ(教育)
毎週土曜 19:00~19:45(本放送)/毎週月曜 00:00~00:45(再放送)
「ラッコの赤ちゃんを救え! ~ 『501号』 が海に帰る日~」
2014年6月7日(土) 19:00~19:45 (本放送)
2014年6月16日(月) 00:00~00:45 (再放送)
研究員カール・メイヤー
「このラッコの赤ちゃんは、ビーチに打ち上げられていました。
生後8週以内のオスです」
アメリカ・カルフォニア州の沿岸――――
ここでは、野生のラッコの保護・研究活動が行われています。
研究員のカール・メイヤーはこれまで、
数百匹のラッコの赤ちゃんを保護してきました。
カール・メイヤー
「幼いラッコが母親からはぐれて浜に打ち上げられるケースもありますが、
この子の場合、年齢と状況から考えて違うようです。
おそらく、母親の身になにか起きたか、あるいは、
十分なエサがないために、親に捨てられたかのどちらかでしょう。
海にメスの姿はないし、母親が子どもをよぶ鳴き声も聞こえません。
この子はかなり衰弱しています。
水族館に連れて帰り、今後の対応を決めなくてはなりません」
幼いラッコを保護し、可能な限り野生に戻す、
世界でも珍しい活動に密着します。
アメリカ・カルフォニア州のモントレー湾水族館。
年間 200万人近い人々が訪れます。
この水族館には、観客の目には触れない、
もう一つの重要な 「仕事」 があります。
巨大な水槽の裏側には、海洋生物の研究施設があります。
★今月7月、福岡県の 『マリンワールド』 を堪能してきました。
ゆっくり見たかったのですが、日曜日で人が多かったです。
ラッコも見てきました。飼育員のお姉さんの話によると、
イタチ科カワウソの仲間で、唯一、海に暮らしているようです。
いたずら好きで、貝をそのまま与えると、それで
ガラスをたたき割ったり(笑) 排水溝を詰まらせるようで、
貝の中身だけ与えているとのことでした。
野生生物を自然界にもどすのは並大抵のことではないようです。
人間の赤ちゃんか、それ以上の手間がかかりそうです。
水族館の碧と魚をみると、癒されます。
疲れていたのなら水族館に行くといいのかもしれません。
イルカの声を聴くだけでも癒されます。
それが難しいなら、『Youtube』 で海の映像をみるのもいいかも。
かけがえのない小さな命が、
野生に還ってもうまく生きられますように。
東間 陽一 Yoichi Azuma