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『サイエンスZERO』
Eテレ 毎週日曜 23:30~00:00 / 翌週土曜 12:30~13:00
��※都合により放送予定が変わることがあります )
「No.467 心と体を支配する! 神秘の物質ホルモン(1) ~性ホルモン~」
2014年6月8日(日) 放送
南沢奈央、竹内薫(ナビゲーター)
江崎史恵 、中村慶子(キャスター)/土田大(語り)
菊水健史 (麻布大学獣医学部 教授)(ゲスト)
筋骨たくましいこちらの男性。実はある秘密があります。
「これは、僕が8歳のときの写真です。この頃、僕は女の子だったんだ」
生まれた時は女性だったのに、その後、男性に変身したっていうんです。
一方、こちらの女性は、なんと、子供の頃は男だった? 女性?
「16歳の時に体が変化していったの」
体の性別が変化するなんて一体どういうコト?!
実は、こんなふしぎな現象を起こす物質、誰でも体の中にもっているんです。
東京大学は、その姿を初めて鮮明にとらえることに成功しました。
細胞のなかを特殊な顕微鏡でみると、白く光る無数の粒が!
細胞がつくりだす化学物質ホルモンです。これが今回の主役。
私たちの体内にあるホルモンは実に、数百種類。
新たなホルモンの種類やその機能も次々発見されています。
そんなホルモンには、細胞の形や働きを激変させちゃうすごいパワーが。
例えば、あるホルモンを脳の細胞に振りかけると、
たちまち腕を伸ばして、神経細胞が回路をつくりはじめました。
★私の尊敬する心理学者、河合隼雄(かわい・はやお 1928~2007年)
先生の著書にでてくる、『とりかへばや物語』 を想い出しました。
人間・ホモサピエンスの生物的な変化はあまり変わっていませんので、
古代も現代も、男女性別が入れ替わることがあったのかもしれません。
明治の人は、『とりかへばや物語』 を気持ち悪がったようですが、
現代では、まあいいんじゃないという感じでしょうか。
神様が性別を決めるので、自分はそれに従うだけですが、
まあ、異性の格好してもいいと思います。
裸以外は好きな服を着てよいと法律で保障されている権利ですから。
男性ホルモン、女性ホルモン、焼き肉のホルモン(笑) ぐらいしか
知れませんでしたが、ホルモンの異常も起きるようです。
詳しいことはあまり覚えていませんが、
生物学上、男性は滅びる運命にあるようです。
思春期、青春は、よく文芸・文学の題材となりますが、
高齢化社会を迎えているいまは、
中高年をテーマにした題材も多くあっていいような気もします。
東間 陽一 Yoichi Azuma