『100分de名著』
「万葉集 第2回 プロフェッショナルの登場」
2014年4月9日 23:00~23:25 NHK Eテレ(教育) (本放送)
2014年4月16日 05:30~05:55 NHK Eテレ(教育) (再放送)
2014年4月16日 12:25~12:50 NHK Eテレ(教育) (再放送)
��※放送時間は変更される場合があります)
佐佐木幸綱(ゲスト講師=歌人・早稲田大学名誉教授)
伊集院光 、武内陶子(司会 )/檀ふみ (朗読)/徳山靖彦(語り)
『淡海の海 夕波千鳥 汝が鳴けば 心もしのに 古思ほゆ』
柿本人麻呂 (かきのもとの・ひとまろ 660頃~720年頃)
古代の人々の心を映し出す、『万葉集』。
天皇の権威が確立し、国が安定し始めた時代。
宮廷にはあらゆる場面で歌を披露するプロの歌人が登場します。
中でも卓越した歌を詠んだのが、柿本人麻呂です。
言葉の達人が生み出した、歌の世界。その魅力を堪能します。
武内陶子 「前回に引き続き、『万葉集』 の世界を
ひも解いていきたいと思います」
伊集院光 「そして私は、テレビの前の皆さんに
幸せが訪れる言霊っていうのを。
言うと、それがその通りになるというね。
縁起のいい事を言っていこうと思います(笑)」
武内陶子 「指南役は、佐佐木幸綱先生でございます。
よろしくお願いいたします。
さあ、『万葉集』 が詠まれた時代は、こちらの
4つに大きく分けられるという事でございました。
今回とり上げられるのは、第2期。ここですね。
672年、「壬申の乱」(じんしんのらん) が
起きてから、710年、平城京に遷都するまでの
およそ 40年なんですね。
先生、この第2期というのは、
どういう時代だったんでしょうか」
佐佐木幸綱
「ここまでがいわゆる動乱の時代だった訳ですけど、
ここでとにかく反対勢力を抑え込む。
中央政権をどんどんどんどん強化して行って、
経済とか労働力とか、
そういうものを中央に集中させていく。
律令制度が軌道に乗っていく時代」
東京の一極集中が叫ばれて久しい時代ですが、
くまモン王国こと、熊本県人だと東京に激しくジェラシー(笑)
飛行機であれば2時間で東京まで飛べますが、
もっと、ほかの地方も旅してみたいものです♪
東間 陽一 Yoichi Azuma
『100分de名著』 NHK Eテレ(教育)
毎週水曜 23:00~23:25(本放送)
翌週水曜 05:30~05:55/12:25~12:50(再放送)