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サイエンスZERO 完全養殖マグロ 大量生産に挑む! ネタバレ感想

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ネタバレNGの方はご注意ください。

『サイエンスZERO』
NHK Eテレ
毎週日曜 23:30~00:00
翌週土曜 12:30~13:00
(※都合で放送予定の変更あり)


2014年8月24日(日)
23:30~00:00 放送
2014年10月5日(日)
23:30~00:00 再放送

「No.476 完全養殖マグロ
 大量生産に挑む!」

南沢奈央、竹内薫(司会)/江崎史恵(キャスター)/土田大(語り)/澤田好史 (近畿大学水産研究所 教授)(ゲスト) 出演

今日のテーマは、日本人が大好きなマグロです。なかでも、ホンマグロと呼ばれる高級魚のクロマグロ。大きさも値段もナンバーワン!!

南沢奈央
「すごい」
でも、こんなニュースありましたよね。

ニュースウォッチ9
「今、太平洋のクロマグロの量は過去最低に近い水準にまで落ち込んでいます」

そう。絶滅も心配されているんです。しかし、このお店のクロマグロは違います(大阪梅田)
女性客A
「とけます、口の中で」
女性客B
「すごく脂がのっていて美味しいです」

違うのは味だけではありません。このマグロ、何故か、いくら食べても絶滅にはつながらないんです。

それは、完・全・養・殖だから。卵からすべて人の手で育てます。天然のクロマグロは取りません。

――初めて成功したのは 12年前。今ではぐっと身近になりましたが、ここにたどり着くまでは、とっても大変だったんです。

関係者
「やっぱりクロマグロは難しいと思いますね」

特に難しいのは、赤ちゃんの時。相次ぐ大量死。表明張力の罠。さらに、エサをやっても大きくならないことも!

研究者たちは、クロマグロの謎の生態を解明することで、それを乗り越えてきました。

★弘兼憲史先生の漫画 『会長 島耕作』 でも、最近マグロの養殖の話をやっていました。

第2次世界大戦で漁ができなかった時期の後、大漁だったという話も聞いた事がある。いかに人間が取り過ぎているかということです。

漁獲量を完全コントロールして海の資源は無限ではない事を考える必要がある。高校の時の先生が遠洋漁業の船に乗っていたようで

「俺たちが沢山とったからもう無いぜ」 と豪語していました。陸に帰ると給料をすべて使い果たしてしまうという事も。

長く船に揺られるので、ストレス反動でしょうか? すべて使い切るなら、陸で安い給料でも働いた方がよいような気も。

海といえば、小笠原諸島のサンゴが気になります。ネットニュースでは根こそぎやられたという話も聞きました。

電磁波で違法漁業をしている船の電子機器を、すべてストップする機械が発明されるといいのですが。

中国政府との摩擦もあるので日本政府なかなか引け腰のようです。美しいサンゴが破壊されると、胸が痛みます。

もっと環境保護に力を入れてほしいものです。
東間 陽一 Yoichi Azuma