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『100分de名著』 NHK Eテレ(教育)
毎週水曜 23:00~23:25
翌週水曜 05:30~05:55/12:25~12:50
ファーブル昆虫記 「第1回 命には必ず役割がある」
2014年7月2日(水) 23:00~23:25 (本放送)
2014年7月9日(水) 05:30~05:55 (再放送) ←ワールドカップ中継のため放送休止
2014年7月9日(水) 12:25~12:50 (再放送)
��※放送時間は変更される場合があります)
伊集院光 、武内陶子(NHKアナウンサー) (司会)
斎藤英津子(語り)/池水通洋(声の出演)
奥本大三郎(フランス文学者・作家) (ゲスト講師)
わずか数センチの小さな虫たちが必死で生きる姿を描いた 『ファーブル昆虫記』。
ジャン・アンリ・ファーブル(1823~1915年) は、
30年の歳月をかけてこの名著を書きあげました。
ファーブルは、南フランスの自然のなかで昆虫を観察しつづけ、
その生態を詩情あふれる文章で生き生きと表現しました。
美しい文章から、「虫の詩人」 と呼ばれたファーブル。
『ファーブル昆虫記』の世界へ誘(いざな) います。
武内陶子 「『100分de名著』 司会の武内陶子です」
伊集院光 「伊集院光です」
武内陶子 「今回ご紹介します名著はこちらです。『ファーブル昆虫記』。
有名といいますか、本当に日本人は好きですよね、これ」
伊集院光 「あのね、僕、多分生まれて初めて読んだ、
いわゆる難しい本というのかな。
大人の本だと思って読んだ最初の本で、小学校1年生の時に、
親父が中学生のときに読んだ古本をもらって、まあ読んだ」
武内陶子 「幼稚園生で?!」
伊集院光 「そのせいで、幼稚園の先生とケンカになったのも憶えている。
昆虫に異様に興味もっちゃったから、幼稚園の先生がある日授業で、
昆虫の名前をみんなで言いましょうって言ったら、
クラスの一人がクモって言ったわけ。クモは要するに、
虫というなら納得はいくと。昆虫と言われちゃうと違うって言って、
もう幼稚園いかないって言いだしたぐらい」
★幼稚園生で 『ファーブル昆虫記』 はなかなか聡明ですね。
ちょっと見直しました、伊集院光さん。
しかし、昆虫の研究をするのは狂気の沙汰だったようで、
当時はみんなから相当に変人扱いされてしまったようです。
親からも、「ファーブル家の恥」 と罵られたこともあったようです。
日本では、虫も芸術作品に登場しますし、
文化的にも比較的はやく取り入れられた名著ではないでしょうか。
『ファーブル昆虫記』 は、いつか読もうと思ってて結局読んでない名著。
いつか読んでみたいものです♪
この番組をみれはダイジェストで理解できるので、
すっかり 『100分de名著』 ファンになってしまいました^^
歴史作家・塩野七生(しおの・ななみ) 先生の著書も扱ってほしいです。
東間 陽一 Yoichi Azuma