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100分de名著 柳田国男 遠野物語 第1回 民話の里・遠野 感想

本文には番組の内容が含まれます。
ネタバレNGの方はご注意下さい。

『100分de名著』
NHK Eテレ(教育)

毎週水曜 23:00~23:25
翌週水曜 05:30~05:55
       12:25~12:50 

柳田国男 遠野物語
「第1回 民話の里・遠野」

2014年6月4日(水)
23:00~23:25 放送

2014年6月11日(水)
05:30~05:55 再放送
2014年6月11日(水)
12:25~12:50 再放送

(※放送時間は変更の場合有)

【出演】
伊集院光、武内陶子(司会)
柄本佑(朗読)
小山茉美(語り)

石井正己
(東京学芸大学教授)(ゲスト講師)


『此話はすべて遠野の人 佐々木鏡石君より聞きたり。思うに遠野郷には 此類の物語 猶数百件あるならん。願わくば之を語りて 平地人を戦慄せしめよ』

――岩手県の中央部に位置する遠野。この地に代々伝えられてきた、神々や妖怪などの不思議な民話の記録、『遠野物語』。

作者は日本民俗学の開拓者、柳田国男(1875~1962年)。近代化の波が地方にまで広がりつつあった明治末期。

『遠野物語』 が伝えようとした 「戦慄」 とは?! 今、むしろ、『遠野物語』 の戦慄は大きいかも知れません。

100年を超えたいま、柳田国男のメッセージを読み解きます。


武内 陶子
「『100分de名著』
 司会の武内陶子です」

伊集院 光
「伊集院光です」

武内 陶子
「さあ、今回からお送りします名著はこちら。『遠野物語』 でございます。題名ご存知の方、多いと思うんですが、伊集院さんは?」

伊集院 光
「高校の図書館で見かけた時に、『えんや物語』 だと思いました(笑) とおのじゃなくてね。これがどうやら、地名らしいという所までは突き止めました」

武内 陶子
「よく突き止めました。良かった」

伊集院 光
「それ以外は、全く全くわかりません」


★伊集院さんは本当に予習してきませんねぇ。それでいいのか?! 伊集院光よ!!(笑)

心理学者・河合隼雄(かわい・はやお 1928~2007年) 先生の本が好きで、よく読んでいました。物語が大事であると。

が、僕はあまり、昔話の本をたくさん読もうとはしてなかったですね~。図書館で確かに見たような記憶があります。

何でも手にとって、序文までは読む癖をつけた方がいいかも。何でも構わず喰っちまう、「漢」 にならねばなりません(笑)

『遠野物語』 は、元祖 『ゲゲゲの鬼太郎』 みたいなものでしょうか。このまま格差社会が進むと消えてしまう

街や村がでて、大都会はますます人が集まり、鼻を突きあわせて暮らす時代が来る予感がします。

そうなると、地方の文化は消えてしまうものが多くなってしまいます。そこでやはり、デジタル化が必要だと思います。

祭りや伝承などを映像化、デジタルでもいいので、文章で残して後世に伝える、いわば、「最後の努力」 が、悲しいかな、必要な気がします。

お爺ちゃん、お婆ちゃんが、もっと子どもや孫に 『文化』 を伝えて欲しいものです。
東間 陽一 Yoichi Azuma



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