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100分de名著 松尾芭蕉 おくのほそ道 第4回 ネタバレ感想レビュー

本文には番組の内容が含まれます。ネタバレNGの方はご注意ください ↓

『100分de名著』  NHK Eテレ(教育)
毎週水曜 23:00~23:25
翌週水曜 05:30~05:55/12:25~12:50 

松尾芭蕉 おくのほそ道  「第4回 別れを越えて」

2013年10月23日(水) 23:00~23:25 (本放送)
2013年10月23日(水) 05:30~05:55 (再放送)
2013年10月23日(水) 12:25~12:50 (再放送)
2013年10月30日(水) 23:00~23:25 (再放送)
2013年11月6日 (水) 05:30~05:55 (再放送)
2013年11月6日 (水) 12:25~12:50 (再放送)
��※放送時間は変更される場合があります)

伊集院光 、武内陶子(NHKアナウンサー) (司会)
長谷川櫂(俳人) (ゲスト講師)/内山理名(女優) (ゲスト)
森山春香(語り)

『荒海や佐渡によこたふ天河』
��00分de名著 松尾芭蕉 おくのほそ道。
その旅を、俳人の長谷川櫂さんと、女優の内山理名さんがたどります。

内山理名 「いろいろ旅して来て、人生のようですね」
長谷川櫂 「松尾芭蕉 自身もそう考えていて、人生というのは、
       突き詰めていうと、『別れ』 であると思ってたと思うんですよ」
繰り返される人との別れ。松尾芭蕉が行き着いた、『軽み』 とは?

『おくのほそ道』 にこめられた人生のむかいあい方を読み解きます。
今回のスタジオは江東区芭蕉記念館――――
芭蕉ゆかりの品が展示され句会が開かれるなど、
地元の人々に親しまれています。

武内陶子 「松尾芭蕉のおくのほそ道も、第4回を迎えました。
       アナウンサーの武内陶子です」
伊集院光 「はい、一緒に旅している気分で参加してるので少し痩せました。
       伊集院光です」

武内陶子 「ほんと? さあ今回は、指南役には俳人の長谷川櫂さん、
       そして、長谷川先生と一緒に旅を追体験してくださったのは、
       女優の内山理名さんです。よろしくお願いいたします。
       まずは皆さん、こちらをご覧ください。

       江戸時代、150日ほどかけて、東北地方 2400キロメートルほど
       めぐった松尾芭蕉。全行程およそ150日、2400キロメートル。
       第4部・最終章は、こちらの越後の市振の関から
       美濃の大垣まで、日本海側をぐ~っと行くという」

★日本人の平均寿命は現在、男女平均 83歳。
検索して調べてみると、江戸時代の初期の平均寿命が、なんと 30歳!!
50歳を超えたのが 1947年だそうです。びっくり。
ですから、現代人は江戸時代の人と比べて、2.5倍人生の時間がある訳です。

食糧もいまみたいに便利なトラクターがたくさんある訳ではないし、
輸入して食糧を賄うこともできない時代。
不作がつづけば年貢も滞り、たちまち財政難だったはずです。

なんだかんだいって、江戸時代の人間が現代社会を眺めれば、
なんと贅沢な時代だろうと溜息をつくはずです。
いまの 50歳と江戸時代の 50歳では、まったく意味が違ったはずです。
いまだと 70歳ぐらいで、ようやくお爺さんぐらいでしょうか。

江戸時代では、50歳でお爺さんと呼ばれたことでしょう。
そう思うと、不景気だろうがたいへん贅沢な暮らしです。
いまの暮らしに感謝しつつ一日一日を大事に過ごしたいものです。
人生、短いですから。
東間 陽一 Yoichi Azuma