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NHKスペシャル エネルギーの奔流 第2回 欲望の代償 感想

ドキュメンタリー番組
 NHKスペシャル(Nスペ)
 毎週日曜 21:00~21:49 本放送
 火曜・水曜深夜
 多くはハイビジョン 再放送
※時間枠拡大、他の曜日・時間に
 放送することもあります

 NHKスペシャル
 シリーズ エネルギーの奔流
 第2回
「欲望の代償 破局は避けられるか」
 2014年5月25日(日)
 21:00~21:49 初回放送
【出演】
 松重豊
【語り】
 井上二郎

【番組内容】
モンゴル・ゴビ砂漠。およそ 700台のトラックが、 中国との国境ゲートが開くのを待っている。
モンゴル人ドライバー 「朝からずっと待ってるよ。  国境で中国人ドライバーにトラックを渡すんだ」
午後5時。国境ゲートが開いた合図が鳴りひびいた。 積み荷はすべて石炭だ。世界有数の石炭産出国モンゴルは、 そのほとんどを中国に輸出している。 石炭は化石燃料のなかで、もっとも環境に悪影響を与える。
だが、世界ではもっとも消費が伸びている。 はるか昔、火を手に入れた人類。 石炭・石油――新たなエネルギーを手に入れるたびに、 文明は爆発的に進歩。争いをくり返し、『欲望』 は膨張した。
あくなき発展と成長をもとめる人類を地球は支えきれるのか。 この先に待つものは……経済発展のめざましい、 新興国で急増するエネルギー消費。 それが生み出す 「ひずみ」 が先送りできぬ状況になっている。
化石燃料からでる、二酸化炭素CO2 が原因とされる気候変動。 海面の上昇により数億人が移住をせまられると警告されている。 一方、原発には、処分のめどが立たない 放射性廃棄物がたまりつづける。危険な 『核』 のゴミ。
…………なかなか難しい問題ではあります。
経済を追求するならば、 エネルギー消費が高くなるのは避けられません。 できるだけ消費エネルギーを低くして、 クリーンエネルギーを活用するのが今世紀の課題でしょう。
日本人の勤勉さと器用さでこの難題をのりきってほしいものです。 東間 陽一 Yoichi Azuma