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『目撃! 日本列島
「エレベーターで宇宙へ
~サラリーマンたち 夢への挑戦~』
NHK総合
2014年8月30日(土)
11:30~11:54 放送
「スタート」
今月行われたある大会。不思議な機械が空へ向かって昇っていきます。その先に見据えるのは……はるかかなたの宇宙。
実は、ロケットにかわる輸送手段――――「宇宙エレベーター」 の実現を目指しているんです。
高度3万6千キロメートル静止軌道の宇宙ステーションから延びるケーブルを伝って地球と宇宙を往復する、夢の乗り物です。
大学の研究室や日本の大手建設会社が次々と開発に乗り出しています。
大林組宇宙エレベーター
構想担当者
「これは夢物語でなく、宇宙エレベーターは不可能ではない」
いま宇宙に最も近いといわれる男たちが注目を集めています。宇宙エレベーターの開発に挑む、4人の社会人チームです。
遠い宇宙へすこしでも近づこうと試行錯誤の日々。
「あ、なんか煙でてきた」
宇宙エレベーターの研究者
「遠いことだけど遠い夢を手元にたぐり寄せるために開発を進めていきたい」
宇宙エレベーターの実現を夢みて人生を懸ける男たち。その挑戦の記録。東京八王子の工場。その一角に宇宙エレベーターの開発拠点があります。
宇宙を夢みる4人の社会人がお金をだしあい手弁当で開発を続けている。
★『銃夢』 (木城ゆきと 作) が好きでずっと読んでいます。軌道エレベーターを舞台に SFの話ですが少しずつ実現に動いているようです。
最初はま~、こんな感じでしょう。少しずつ実用化ですから本当に実現して欲しいものです。
僕が生きている間は完成しないでしょうが、100年か 200年先には完成して、大がかりなロケットではなく
手軽に宇宙へいける時代が来るかも知れません。ロケットは環境にかなり負荷を与える上、失敗のリスクがつきまといます。
エレベーターではそのリスクを減らせますが、建設コスト、老朽化と、課題は山積しているのかも知れません。
宇宙にいけばコストをペイできるのかという問題もあります。各国が協力してお金を出しあえば出来るかも知れませんが
元をとるのは至難の技かも知れません。そもそも、宇宙の資源を地球にもって帰るのはかなりのコストがかかりそうな感じでもあります。
彗星のサンプルを回収するのはロケットで向かうのがベストでしょう。現状の国際宇宙ステーションでさえ相当なコストがかかっています。
宇宙エレベーターステーションは魅力的ではありますが、維持管理費が幾らになるのやら。完成直後、人を乗せるのは危険でしょうが
荷物の運搬には相当使えます。いつか実現して欲しいものです。
東間 陽一 Yoichi Azuma