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『サイエンスZERO』
NHK Eテレ
毎週日曜 23:30~00:00
翌週土曜 12:30~13:00
(※都合で放送予定の変更有)
「No.477
雲のニュータイプ出現!
エアロゾルが気候変動を支配する」
2014年9月7日(日) 放送
2014年10月26日(日) アンコール
2014年11月1日(土) 再放送
南沢奈央、竹内薫(司会)
江崎史恵(キャスター)
竹村俊彦(ゲスト)
(九州大学応用力学研究所 准教授)
中山準之助(語り) 出演
――年々深刻度を増す地球温暖化。
2013年 報告書を発表した、I PCC(気候変動に関する政府間パネル)でも勿論、二酸化炭素が最も重要視されているが
急速に注目度を高めている
ダークホースが、「雲」。
全く新しい観測や実験が次々に行われ、詳しいメカニズムが明らかになりつつあります。中でも、専門家達が注目するのが
「長生きする雲」。
専門家
「中々雨にならずに雲のままでいる。その結果として、雲の寿命が延びて行く」
でも、雲のままでいると
どうなるんでしょうか?
専門家
「気功気象に対して、決して無視できない位の影響を与える」
え~?! それは大変だ。調べてみるとこの雲は、海のしぶき煙など、非常に身近な 「あるもの」 と深い関係があったんです。
明らかになり始めたメカニズムから将来の気候予測まで雲の不思議な世界に迫る。
南沢奈央
「長生きする雲って何でしょうね。やっぱり、大雨を降らすような雲は怖いですけど、雨を降らせない様ならそんなに恐れる事もないのかなって」
★こう異常気象続きだと、何が正常か分からなくなっちゃいます。
2014年は広島の災害が酷かったのが記憶に新しい。今年はいつ、どこで、何が起きるのか、全く予測できません。
地球のメカニズムも人間が全て知り尽くしたとは言い難く。自然はもっと複雑で、殆ど理解するのはまだまだ先の様です。
資本主義における開発とは、地球自然の破壊の上で成り立っています。全て使い果たしてしまうと砂漠しか残さぬ文明――
21世紀人類の課題は自然保護と経済発展の両立といった、かなり難易度の高い事を求められている様な気がします。
今は原油の値段は下がりましたが、原油の価格によって経済がグラつく様な体制自体に問題があると言わざるを得ない。
なるべく自然エネルギーを取り込んだエコを徹底して追求すべきでしょう。
21世紀は、今まで破壊してきた、「母なる自然」 から大いなる復讐をされる時代に来ている事を痛感させられる。
フィリピンやアメリカを襲った
ハリケーン・カトリーナの様な
被害が多発するでしょう。
持ち家を持たずにキャッシュ(現金)で資産をもち、移住生活を前提にライフスタイルを築く事も考えられます。
真の意味で、人類が幸せになると良いのですが……
東間 陽一 Yoichi Azuma