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NHKアーカイブス 再発見 小泉八雲の世界 ラフカディオ・ハーン 感想

『NHKアーカイブス』
 NHK G(総合)
 2011-2015年度
 日曜13:50-15:00放送
 (スポーツ中継 休止有)

「NHKアーカイブス
 再発見 小泉八雲の世界」
 2014年9月15日(月)
 13:05-14:15放送
【ゲスト】
 小泉凡
 (島根県立短期大学教授
 民俗学者、小泉八雲曾孫)
【キャスター】
 桜井洋子(NHKアナウンサー)

【番組内容】
――ラフカディオ・ハーン、小泉八雲(1850-1904)。日本で語り継がれてきた幽霊の話を怪談としてまとめました。
「今夜見たことを誰にも言ってはいけないよ。言ったらお前を殺してやるからね」
と言って雪女は去っていきました(怪談『雪女』より)。
――没後110年(2014年)。関連書籍やコミック、CDが新たに発売されています。日本人の素朴で謙虚な生き方に美しさを見出した小泉八雲。彼が愛した日本の姿を描いた番組があります。
ハイビジョンふるさと発「美しき日本の面影 没後100年 小泉八雲のアルバム」(2004年11月5日放送。59分)
――乙吉の家で、小泉八雲は不思議なものを見つけました。棚の上にずらりと並んだ、だるまです。
小泉八雲「こうしたとぼけた神々を拝む人たちはおおむね皆、気の毒なくらい正直な人たちであるのを、私は見てきている」

――今、小泉八雲が残したものに、世界で関心が高まっています。2014年7月、生まれ故郷のギリシャに「小泉八雲記念館」がオープンしました。『NHKアーカイブス』では、小泉八雲が伝えようとしたことは何だったのか。今なぜ、再発見が進んでいるのかを考える。

「女は商人の方へくるりと向き直ったと思うと、静かにたもとを払って、片方の手で自分の顔をペロリとなでた。途端に商人は、女の顔に目も鼻も口もないのを見て、キャッと言って逃げ出した」(怪談『むじな』より)

【感想】
小泉八雲熊本旧居をみたことがある。そこだけシトシトして湿っぽく、確かにおどろおどろしい雰囲気がした。夏目漱石(1867-1916)、宮本武蔵(1584?-1645)といい、熊本は多くの文豪が輩出される県かも。
小泉八雲の作品をまだ読んでないので、整理が追いついたら、いつか手に入れたい本の1つです。
母親が精神を病んで離婚。厳格なカトリックで育てられ、キリスト教嫌いになってしまったようです。フランスの哲学者・思想家・作家のジョルジュ・バタイユみたい。
作家は湖のあるホテルで執筆することが多いようで、水のエネルギーが、創作に影響を与えるのかも知れません。

ちなみに、熊本市は地下水が豊富で、地下を掘るとすぐに水が出ます。なので、地下鉄をつくることができません。作家の分布、水の分布。比較研究してみるのも「通」かも。熊本からビッグな人物が生まれてほしいです。
東間 陽一 Yoichi Azuma
sieg2039

2015.06.01 移転
2015.07.23 公開
2021.10.06 更新

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