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幻解!超常ファイル ロンドン心霊ブームPart1 最強霊媒VS超一流科学者 感想


 科学ドキュメンタリー
『幻解!超常ファイル
 ダークサイド・ミステリー』

 NHK G(総合)
 土曜 22:30~22:50 放送

 NHK BSプレミアム
 随時放送

 2015年03月28日(土)
 最終回/1年の放送に幕。




「File-22
 怪奇!
 ロンドン心霊ブーム Part1」

 NHK G(総合)
 2014年11月29日
 22:45~23:05 初回放送

 NHK G(総合)
 2015年08月10日
 02:25~02:45 再放送

【出演】

【ナビゲーター】
 栗山千明

【語り】
 中田譲治

【テーマ音楽】
 志方あきこ




栗山 千明
「人間の魂は死んだらどうなるのでしょう? それは科学的には未だ解明できない、永遠の謎。

あなたは、そう思っているでしょうね。19世紀後半、イギリスでは当時、一流の科学者たちが、果たして

霊は存在するのか? いわゆる心霊現象を夢中になって研究していました。その結果は驚くべきもの。

著名な科学者たちが霊は存在すると結論を出したのです。これは科学的に認められた紛れもない事実です」

――心霊都市ロンドン。家具が宙を舞う! 霊魂が実体化? 怪奇現象に挑んだのは世界的な

科学者たち。未知のエネルギーか? それともトリックか? 超一流科学者が無敵の霊能者と

ガチンコ対決! なぜ心霊現象を信じたのか、2回シリーズで迫る! 闇が誘う不可思議な謎。

光が導く検証と真相。2人の栗山千明があなたと共に幻を解き明かしていきます。19世紀後半~20世紀前半

イギリス・ロンドン。それまでは上流階級の間で夜な夜な、数多くの心霊イベントが開かれていた。




【感想】
産業革命以降、幽霊を否定する見方と肯定する考え方に、分かれたような気がします。怪しげな

心霊イベント見るとどうしても、世間を恐怖と混乱に陥れたオウム真理教地下鉄サリン事件を

連想してしまいます。頭で考えればインチキとわかる筈なのに、高学歴エリートや医者などが

簡単に騙されて洗脳されていった、悲しい経緯があります。思うに、バブル崩壊で年功序列や

終身雇用といった、会社に勤めれば生涯が保証されるといった価値観が、大きく崩れた時代

だったからこそ、そのココロの隙に、オウム真理教がつけこんだ要因ともなったのでしょうか?

だから、もう1度日本人は原点に立ち返って、資本主義とは、会社とは、仕事とはなんぞや?

と考える必要が常々あると思っています。暖かい大地、畑から遠ざかった日本人がいかに弱く

冷たくドライになり、自分さえ良ければいいという考え方になってしまったのか。いま痛感して

いる。三島由紀夫 先生が日本に絶望したのも頷けます。このままいけば、いずれ第2、第3の

オウム真理教が生まれる事だろう。隣人に対し、家族のように接していた時代に、回帰してほしいものです。

東間 陽一 Yoichi Azuma



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