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『地球ドラマチック』
NHK Eテレ(教育)
土曜 19:00~19:45 放送
月曜 00:00~00:45 再放送
— NHK Eテレ(教育テレビ) (@NHK_ETV) 2015, 5月 24
「水中都市は実現できる!?」
2015年5月16日(土)
19:00~19:45 放送
2015年5月25日(月)
00:00~00:45 再放送
【出演】
渡辺徹(語り)
――将来、人類は水中に都市を築いて暮らす様になるかも知れません。そこには高い水圧をは始め、多くの危険があります。
海は地球に残された、最後の未知の世界です。私達は、海底について月面より知らない事が多いのです。
しかし、技術の進歩によって、海底に住むという夢が現実のものになるかも知れません。水中都市建設の可能性を追います。
海は地球の表面積のおよそ 70パーセントを占めています。
潜水技術開発者
フィル・ニュイッテン
「地球で暮らす以上、表面積の 70パーセントを占める海を活用しない手はありません。
どんな形でも、いずれ人類は、海の中に進出する事になるでしょう」
――人類は海の中へ入る事はあっても、長期間滞在する事はありません。しかし、いつか海の中で生活する必要が出てくるかも知れません。
気候変動や環境の悪化などにより、陸上に住みにくくなるかも知れないからです。
陸上からの援助に頼らず、自給自足で生活できる水中都市をつくる事は出来るのでしょうか?課題と解決策を探ります。
『水中社会』 著者
デニス・チェンバーランド
「簡単な事ではありません。海の中を訪れる人は大勢いますが、海の中でずっと暮らし続けた人間はこれ迄に1人もいないんです」
★映画 『ドラえもん のび太の海底鬼岩城』 を想い出しました。まさしく 「ドラえもん」 の世界ですが…住みたいと思うでしょうか?
ホテルの様に短期滞在ならいいでしょうが、ずっと住むとなると、話は別です。海底の鉱物資源を取るための施設や発電所を設けるならば良いでしょうが
陽の光を浴びないでいるのは、ちょっと大変な事です。当初は楽しいでしょうが段々、鬱気味になりそうです…
宇宙ステーションも徐々に老朽化が進む様に、水中都市も老朽化は免れないでしょう。施設が壊れて水が入れば一大事。
直すのに大金が必要になりそう。水中都市が利益を上げ、貯金がなければご破算。テロリストが爆弾を仕掛けても大変な事に。
簡単にシミュレーションするだけで頭が痛くなりそうです。水中ホテル位しか、無理なような気がしてなりません。
ですが、SFとしては大変楽しい想像もかき立ててくれます。水中都市を描いた映画を作ると、楽しいかも知れません。
海底都市もいいけど、地上の環境もよくして後世に引き渡したいものです。
東間 陽一 Yoichi Azuma
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