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100分de名著 太宰治「斜陽」第4回 太宰治の中にはすべてが入っている 感想

 教養番組
『100分de名著』
 NHK Eテレ(教育)
 毎週水曜
 22:00~22:25 放送
 翌週水曜
 06:00~06:25 再放送
 12:00~12:25 再放送




太宰治 『斜陽』
「第4回
『太宰治』 の中には
 すべてが入っている」

 2015年09月23日(水)
 22:00~22:25 初回放送

 2015年09月30日(水)
 06:00~06:25 再放送

 2015年09月30日(水)
 12:00~12:25 再放送

 2015年09月30日(水)
 22:00~22:25 再放送
 
 2015年10月07日(水)
 06:00~06:25 再放送

 2015年10月07日(水)
 12:00~12:25 再放送

 (※放送時間 変更有)



【出演】

【司会】
 伊集院光
 武内陶子
 (NHKアナウンサー)

【ゲスト講師】
 高橋源一郎
 (作家、明治学院大学教授)

【スペシャルゲスト】
 又吉直樹(お笑いタレント)
 小説 『火花』 で
 第153回 芥川賞受賞

【朗読】
 伊勢佳世 (俳優)

【ナレーション】
 加藤有生子

【テーマ音楽】
 椎名邦仁


――『斜陽』 の作者・太宰治は多くの作家が沈黙した戦時中も、多彩な作品を発表し続けました。

戦争の時代に書かれたとは思えないユーモアに溢れた作品。まるでコントのようでいて、なぜか心に残る物語。

又吉 直樹
「笑えるけどハッともするし
 何だこれはっていう」

――『斜陽』 第4回

又吉直樹さんとともに
太宰文学の魅力を語りあいます。

武内 陶子
「100分de名著
 司会の武内陶子です」

伊集院 光
「伊集院光です」

武内 陶子
「さあ、太宰治の斜陽、読んでおります。前回のだめんずも面白かったですが、とうとう最終回に来てしまいました」

伊集院 光
「なっちゃいましたね」

武内 陶子
「講師の先生は、作家の高橋源一郎さんです。どうぞよろしくお願い致します。そして今回は、もう一方。

太宰治をこよなく愛するスペシャルゲストをお招き致しました。又吉直樹さんです、どうぞ。ようこそお越し下さいました」

伊集院 光
「おめでとうございます」

高橋 源一郎
「とりあえずそれを言わないと」

又吉 直樹
「ありがとうございます」




【感想】
又吉直樹さんは太宰治を超える事ができるのでしょうか。生きている人なら誰にでもチャンス

はあります。誰かを目標にしてそれを追い越す事ができるのは、生きている人のみに許された

特権ですからねぇ。太宰治がもし自殺せず、文学の道をさらに歩いていたら、晩年作品はどう

進化し発展していったのか、気になる所です。けっこう自暴自棄なところがありますから、病死

していたのかもしれない。作品が悲劇的であればあるほど、作者にも投影されてしまうのか?

小説家はあまり、長生きできません。成功できれば富と名声を得る事ができますが、それほど

楽な職業ではないようです。今の所、稼いだお金で慈善事業をやりだした作家はあまり聞いた

事がありません。全財産とはいかなくとも、幾許かを寄付に回すとどうなるのか。僕自身、試す

つもりでいます。というのも昔、清水次郎長は顔に 「死相がでている」 と占い師からいわれて

財産の処分をすすめ、死の準備を本当にしたらしいのですが…なかなか死なない。占い師に

クレームをつけに行くと業が晴れたから、寿命が延びたんだというエピソードを聞いた事があり

ます。現世で富と名声を得ても、閻魔大王の眼はごまかしがきかないと思っています。ドロドロ

魑魅魍魎とした生き方より、清々しいまでの生きざまで暮らしていきたいものです。だから余り

好きとはいえない太宰治は
反面教師として

暗い文学には
ふれたいものです。

東間 陽一 Yoichi Azuma




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