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NHKスペシャル 新・映像の世紀 第5集 若者の反乱が世界に連鎖した 感想


NHKスペシャル
NHK G(総合)

『新・映像の世紀
 第5集
 若者の反乱が世界に連鎖した』

 2016年02月21日(日)
 21:00~21:49 初回放送




――1961年8月13日ベルリン。朝目覚めたベルリン市民は、信じられない光景に目を疑った。

一夜にして有刺鉄線で張り巡らされた壁が出現していたのである。街自体が東西に分断されて

いたベルリン。東ドイツ政府は西側への市民の流出を防ぐため壁を築いたのだった。抗議する

ベルリン市民
「我々の声を聞け!」

――西ベルリン市長・ブラントも慌てて駆けつけた。有刺鉄線は補強され、巨大な壁となって

東西ベルリン間
43キロを封鎖した。

西ベルリン市長
ブラントの手記より

「百万都市の有機体が引き裂かれ、何千何万という家族のつながりがバラバラにされるのを見て怒り、絶望するしかなかった。」

――この7年後、壁の向こう側とこちら側、東西両陣営では、まるで、示し合わせたかのように

若者たちの反乱が同時に起こった。西側で巻き起こったのは、ベトナム戦争反対の声だった。

多くの命を犠牲にしながら戦争をやめようとしないアメリカ政府に、若者たちの怒りが爆発した。




【感想】
スタンリー・キューブリック監督作品の 『フルメタル・ジャケット』 を見ながら、ベトナム戦争を調べると

どうも日本の学生運動に資金提供していたのはソビエト政府だったという記述をみて、クスリと

笑ったものでした。(やっていた当事者は絶対に言わないでしょうが)学生デモをやって、懐を

温めてた香具師が少なからずいたと思われます。ベトナム戦争はテレビ中継の時代でした。

いまはスマートフォンやインターネットがあるので、スマホひとつで世界中の情報を瞬時に手に

入れることのできる時代になりました。しかし、テロや戦争が一向になくならないのは残念な事

です。人工知能が人格をもった場合、人間に対して、どう評価するのか…見ものです。こんな

生き物はなくしてしまえと言うかもしれないし、沈黙を貫き、おとなしく人間のいうことを聞くかも

しれません。『人間は素晴らしい存在です』 と言われるよう最大限の努力をしないといけない。

ヤマザキマリさんの漫画 『世界の果てでも漫画描き 1 キューバ編』 はおもしろかったです。

のんびりとしたキューバ
旅してみたいものです。

東間 陽一 Yoichi Azuma



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