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『100分de名著』
NHK Eテレ(教育)
毎週水曜 23:00~23:25
翌週水曜 05:30~05:55
12:25~12:50
柳田国男 遠野物語
「第3回 生と死 魂の行方」
2014年6月18日(水)
23:00~23:25 放送
2014年6月25日(水)
05:30~05:55 再放送
2014年6月25日(水)
12:25~12:50 再放送
(※放送時間は変更の場合有)
【出演】
伊集院光、武内陶子(司会)
柄本佑(朗読)
小山茉美(語り)
石井正己
(東京学芸大学教授) (ゲスト講師)
――柳田国男の 『遠野物語』。生死の狭間をさまよう話は、遠野の暮らしが、死と隣りあわせにあることを感じさせます。
黄昏に、女子どもが家の外に出ている者はよく、「神隠し」 にあうことは他の国々と同じ。そして、明治三陸大津波で
失われた人の魂が紡ぐ物語、『遠野物語』 が伝える魂の行方。その意味を読み解きます。
石井 正己
「心の復興を考える大切な話」
武内 陶子
「『100分de名著』
司会の武内陶子です」
伊集院 光
「伊集院光です」
武内 陶子
「さあ、遠野物語。今回はですね、生と死・魂の行方と題しまして、遠野物語に書かれた、死にまつわるお話に
注目していきたいと思います。指南役は東京学芸大学教授・石井正己さんです。今日も宜しくお願い致します。死というと私たち、ちょっと怖いものというか」
伊集院 光
「怪談おばけ類いの話じゃ
ないかと思いがちですよね」
石井 正己
「近代社会というのは、老いとか死というのを、出来るだけ遠ざけよう、見えないものにしようとして来ましたけれども
『遠野物語』 では死が身近
死と生の間が曖昧なんですね」
武内 陶子
「まずは、そんな遠野の死生観が分かるお話からご紹介しましょう」
★ガキんちょの時に、『お話出てこい』 というラジオ番組を聞いたのを想い出しました。津波に関しても、古い石碑が
「ここより下に家を建てるな」
と警告していた有名な話もありますから、もう1度昔話に、大人も子どもも、耳を傾ける必要があるのではないかと思います。
明治三陸大津波を調べてみると、死者2万 1915人と大変な被害だった様です。明治に起きた津波が、現代にも十分起きる
可能性は高かった様です。東日本大震災のときに何もできず、寄付ぐらいしか出来なかった自分がいます。
家族を突然失った人たちの無念は筆舌につくし難いものがあります。高い防波堤を造っていた港町も
津波を防ぐ事ができなかった様です。母なる自然の怒りを防ぐのは中々、難しい。ソフトバンクの孫さんの様に
大金をあげられなくて申し訳ないのですが、心ばかりの義援金を、もう1度、させて頂きたいと思います。
東間 陽一 Yoichi Azuma
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