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プロフェッショナル仕事の流儀 プロデューサー鈴木敏夫 感想

ドキュメンタリー番組
『プロフェッショナル 仕事の流儀』
 NHK G(総合)
 木曜22:00-22:44放送

第10回
「自分は信じない 人を信じる
 プロデューサー・鈴木敏夫」
 2006年4月6日(木)放送
 (本編44分)
プロフェッショナルとは…
「プロフェッショナルですか…、これ難しいなぁ…、ほんと難しいですね…。やっぱり、みんなの期待に応える。そうかな…。そういう気がします」
【出演】
 鈴木敏夫
 (プロデューサー・スタジオジブリ代表)
【司会】
 茂木健一郎、住吉美紀
【ナレーション】
 橋本さとし
【テーマ音楽】
 kokua

【番組内容】
歴代映画興行収入1位『千と千尋の神隠し』(2001年東宝)、304億円。2位『タイタニック』(1998年20世紀FOX)、260億円。3位『ハリー・ポッターと賢者の石』(2001年ワーナー)、203億円。4位『ハウルの動く城』(2004年東宝)、196億円。5位『もののけ姫』(1997年東宝)、193億円。

――これらの数字は日本の歴代興行収入です(同番組内では放送当時のデータのまま配信してます)。5位の内、実に3つの映画作品が、鈴木敏夫プロデューサーが深く関わったものです。『プロフェッショナル 仕事の流儀』鈴木敏夫氏に密着インタビュー!

【感想】
NHKオンデマンド動画視聴の感想です。非常に興味深く、学ぶべきところが多々ありました。密度の濃い仕事術ビジネスの極意に感服。辣腕プロデューサー鈴木敏夫さんという人は想像のつかない、底知れぬ凄さを秘めた方だと思いました。

鈴木さんと言えば、2007年10月から生放送されてるアニラジ番組『鈴木敏夫のジブリ汗まみれ』(TOKYO FM製作/毎週日曜23:00-23:30)。トークの一部がポッドキャスティングでも配信されてます。

アニメ界の巨匠・宮崎駿監督率いる「スタジオジブリ」は、多くの名作アニメを世に送り出しています。若い頃の挫折、宮崎駿監督との運命の邂逅(かいこう)、天才プロデューサー鈴木敏夫誕生という人生。

若い頃のあの挫折がなかったら、運命のパートナー宮崎駿監督との出逢いもなかった。人生って、どこでどうなるか分からない、不思議なものなのですね。鈴木敏夫さんは「人を生かす」「仕事を祭りに変える」のが上手いと思いました。

映画の企画から予算調達、人集め、スケジュール管理、宣伝戦略まで言わば、映画の始まりから終わりまで全ての責任を負う総責任者。鈴木Pの指揮下では千人の人間が動く。1つ判断を誤まったら多大な損失を被ってしまう。

「仕事を忘れた時、いい仕事ができる」。トレードマークの雪駄(せった)を履(は)いた鈴木敏夫プロデューサーの言葉が、深い。
writermiyu

2013.06.30 公開