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プロフェッショナル仕事の流儀 美術監督 種田陽平 感想

ドキュメンタリー番組
『プロフェッショナル 仕事の流儀』
 NHK G(総合)
 月曜22:00-22:48 放送
 金曜00:40-01:28 再放送

「美術監督・種田陽平」
 2014年8月25日(月)
 22:00-22:48 放送
 2014年8月29日(金)
 00:40-01:30 再放送 
【出演】
 種田陽平(美術監督)
【語り】
 橋本さとし、貫地谷しほり

【番組内容】
――世界の巨匠たちが愛する美術監督。『キル・ビル』。ハリウッドの鬼才、クエンティン・タランティーノの世界的ヒット映画。殺し屋の復讐劇の舞台となる異様な世界を形づくったのは、1人の日本人だった。その腕を世界の映画監督が頼ってくる。

『金陵十三釵(きんりょうじゅうさんさ)』。日中戦争の悲劇を描いたこの映画、戦時中の中国をリアルに再現。この時、巨匠チャン・イーモウが頼ったのも同じ日本人。その男はいつも、現場を歩き回っている。

種田陽平「この辺が意外と効いてないから」
種田陽平「もうちょい下だな、ちょい上げ、OK OK OK、じゃあ大丈夫!」

――やさしい笑顔で印象的な世界をつくり上げて行く。映画界にその名がとどろく美術監督、種田陽平(54)。見る者を引き込む圧倒的なリアリティ。物語の世界をいかにして形にして行くのか。黒子に徹する男の知られざる格闘。

種田陽平「物語性をもった空間づくりを考えて行くっていうか、どんどんどんどんその物語っていう深い森の中に入って行けるような」
キアヌ・リーブス「彼の世界に入っていく感じなんです、達人ですよ凄腕の」

――種田の生み出す映画セットは、ハリウッドにも熱狂的なファンを持つ。

【感想】
ちょっと前に、福岡アジア美術館で種田陽平さんの展覧会開催。忙しくて行けませんでした。大後悔(涙) やっぱり、いい展覧会は必須。映画はDVDでいつでも観れるけど、展覧会は期間限定。少しでも「いい」と思ったら行かねばならぬと痛感。

種田氏が手がけた映画はすべて観た訳ではありませんが、今回の番組で興味がわきました。キアヌ・リーブス氏のインタビューには驚き。ハリウッド俳優の出演料は高いですかねぇ。

映画のリアリズムと言えば、漫画雑誌モーニングで連載してた星野泰視さんの『デラシネマ』を想い出す。戦後すぐは新品同様のものが主体だったようです。

『スター・ウォーズ』の宇宙船はわざと汚してます。汚れや埃も、映画のスクリーンのなかで観ると、リアリティを感じるものかも知れません。新品イコール、全く使ってないと感じるのかも…。もっと映画を観なくてはいけませんねぇ。
東間 陽一 Yoichi Azuma
sieg2039

2015.03.12 公開
2015.06.01 移転
2021.10.17 更新

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